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2002.02.19
  
勤務税理士は独立しよう!
 

ここ数年の不況のためか、会計事務所に勤務するいわゆる「勤務税理士」が大幅に増えています。
私達の業界は、昔は「丁稚奉公」みたいなところがあり、勤務中の給与はすごく安いけど、独立の時にはのれん分けのように顧問先を何社かもらって独立しました。
税理士試験に合格しても、1〜2年くらいはお礼奉公といって、その事務所で働いた後独立していました。
したがって、税理士試験合格後は2年くらいで独立するのが当たり前で、勤務税理士などほとんどいませんでした。
今から考えれば、右肩上がりの幸せな時代でした。

現在は会計事務所自体に顧問先を分ける余力がなく、独立を難しくしています。
また、最近では事業者の廃業率が開業率を上回る状態が何年も続いており、独立してもクライアントがいないという状況です。
したがって20代どころか最近では30代で独立する人間も激減しています。(しかし30代までに独立しなかったらいつ独立するのでしょう?)
そのため給料は安いわ、独立は出来ないわ、何の為に何年も色々なものを犠牲にして税理士試験に合格したのかと悩んでいる勤務税理士も多いと思います。
しかし結局は現在の給料と今独立した場合の収入の見込み・生活の事などを考えて、自分自身でそろばんを弾いているのだと思いますが・・・

私自身は勤務税理士という立場は1年くらいしか経験していません。
嫁さんもいましたが、独立したい(それ以上にこんな事務所は辞めたい。)という思いのほうが強く、先の見込みなど全然考えずに独立しました。
それでもどうにかやっていけています。
独立したいという強い思いがあれば、家族も絶対協力します。(協力してくれないような奥さんとは離婚しましょう!)
独立して事務所のクライアントではなく、自分自身のクライアントから報酬を頂いて仕事をする醍醐味は、けっして勤務時代には味わえるものではありません。(収入が少なくてもこれだけで独立する値打ちがあります。)

現在、当方はベンチャー支援にも力を入れています。
最近は当方のクライアントの中でも若くて元気のいい社長が増えてきました。
彼らを見ていると、そろばんを弾いて独立できない勤務税理士が情けなく見えてきます。
税理士が独立するリスクなんて、彼らに比べればリスクのうちに入りません。
またベンチャー企業の担当をしたいと思う税理士は多いと思いますが、そのようなリスクの取れない勤務税理士が、果たしてベンチャー企業の社長と話が合うでしょうか?

景気のいい時期には誰だって独立できます。
景気が最悪な今だからこそ余計に独立開業する値打ちがあると思います。
経営者も元気でガッツのある税理士を求めています。
独立しやすい業種である税理士が率先して独立し、現在落ち込んでいる開業率をほんの少しでも上げていきましょう!


最後に企業経営者の方に

最近独立した若手の税理士を使ってみてください。
こんな状況で独立が出来る税理士は、だいたいが優秀です。
そのガッツを買ってやって下さい。




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