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2001.03.27
  
「チーズはどこへ消えた?」を読んで
 

「チーズはどこへ消えた?」 スペンサー・ジョンソン著
門田美鈴訳 扶桑社 2000/11  94pp  838円 (本体)

 [概要]

迷路の中にチーズを置いた部屋がある。2匹のネズミ「スニッフ」と「スカリー」、2人の小人「ヘム」と「ホー」は、苦労したあと、偶然、たくさんのチーズが置かれている部屋を見つけた。しかし、誰かが移動させたのか、食べ尽くしたためにか、このチーズがなくなった。単純にしか考えられないネズミは、すぐにまた迷路を走り回って新しいチーズの置場所を探し、やがて新しい宝庫に辿りついた。小人はこれまでの安楽さに固執し、変化したことを呪い、新しいチーズの置き場所を探しに行く勇気がなかった。空腹の毎日が続き、小人の中でも変化に乗ろうとする気持ちがやや強いホーは、ようやく暗闇に足を踏み入れた。恐怖はやがて新しい喜びに変わっていった。そして、ついに新しいチーズの山がある部屋を見つけたのだった。
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皆さんもすでにお読みになったでしょうか?

私はこの本を読んだとき、やはり自分自身の税理士業界を思い浮かべました。
これまで、税理士業界は独立したらある程度は儲かる時代が長く続いてきました。
前のコラムでも書きましたが、会計事務所は今まで記帳代行を主な収入源にしてきました。

しかし、現在はどうでしょう。

 ・ 低価格で記帳を行う記帳代行会社の台頭
 ・ 会計ASPサービスの出現
 ・ 低価格会計ソフトの普及

といった大きな流れが起きています。

しかし税理士同士で話をしていても、これらに対する危機感というのは、ほとんどの税理士が認識さえしていません。

まさにこれらのサービスを提供する会社が、すぐに行動する「ねずみ」であり、現在税理士は完全に思考停止の「小人」になっています。

当サイトの2人の税理士は、以前からこれらに対して危機感(ビジネスチャンスでもありますが。)を持っており、小人のうちチーズを探しに行く「ホー」の意識をもち当サイトを立ち上げました。

私たちはインターネットに特化した会計事務所にしたく、ここ数年間は動いてきました。
今現在、WEB上で会計データが入力できるシステムを会計事務所で備えているのは、全国で当サイトだけです。(Iモードで経理データを入力できるのもおそらく当サイトだけです。)
又、クライアントを限定するという今までの会計事務所にない試みを実行しています。

又、本年7月に京都リサーチパークに移転するのも、光ファイバーの高速回線が使いたい事と、ベンチャー支援をしていきたいという考えからです。

税理士業務というものは、年を経る事で進化しているかといえば全然そんな事はありません。関係法令等の新設・改正に対応しているだけで私自身も数年前と違った事をしているかというとそんな事はありません。

現在ほとんどの税理士が、今までの延長線上で仕事をしています。

はっきりいってこれはいつまでもチーズがあると思っている小人そのものです。



この本がベストセラーになったのは、内容が普遍的であり、各読者の状況に合わせて考えられるからではないでしょうか。

皆さんも新しいことに取り組んでいますか?




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