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  2002.10.01
 
税理士と設備投資
 
私も独立して早4年半になりました。個人事務所からスタートして現在株式会社イコール及び税理士法人パートナーズの両法人設立までに至っています。

私の場合もそうでしたが個人事務所というのは独立するのに初期投資額はそんなにかかりません。
国民生活金融公庫から350万円借りてスタートしました。
内訳はテナントの契約及び前家賃で約60万円、PCが約40万円、会計及び税務ソフトが約70万円、備品が約60万円で合計230万円ぐらいだったと思います。
こんな程度で独立=商売スタートできるわけですから税理士は恵まれている業種なのでしょうね。
他の業種ですとこんな金額では独立は無理でしょう。

もちろん従業員や電話番を置かず(携帯へ転送)来客があった場合も手盆でお茶出ししていました。今から思えばもっと多額の借金すれば良かったかなと思いますが、なにしろ収入の見込みが全く無かったので借金にはそれなりの勇気を必要としました。

現在の環境ですがKRPテナントとして20坪、駐車場2台、社員が一人、PCは8台、サーバーが5台(内データサーバーが2台)PDA端末も2台、会計ソフトは4種類ほどに上ります。
これだけの設備やソフトでいくらかかったか定かではないですが全部で1000万円は下らないと思います。
当然のことながらPC他はもって3年です。

税理士はどこに金をかけるべきかといえば明白で「情報管理」ということになります。

以前の私もそうでしたが、これからの税理士は「設備やソフトに投資しないセコイ税理士」はクライアントからも見放されていくでしょう。
中小企業向けにIT化を促進する以前に事務所自体をIT化させないと話になりません。セコイ事務所は、設備はおろか給料もしょぼいのが相場です。

また逆にオフコン会社に年間何百万円もつぎ込んでいる会計事務所が多々あるようです。

センターにデータ送信して一回いくらとか申告書一枚書いていくらといった従量制を敷いている会社もあります。これは「手数料」であり本来の「投資」とは意味の違うものです。

当社もまだまだ金額が少ないですが今後も引き続き設備投資していく予定です。年間百万円単位で必要になっていくでしょう。業務の根幹を担う大事なツールですから当然のことと割り切るつもりです。

これから独立を考えている税理士の方は、できるだけ沢山の借金をして自分に負荷をかけましょう。
思い切って投資をして早期回収を図りましょう。
結局セコイ事務所は実入りも小さいものです。
設備や人材や周りの人にも積極的にお金を使って大きなリターンを目指しましょう。
 
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