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今回、「私のKey Word」というテーマで、鰍ャょうせいの月刊「税理」12月20日発売(平成14年1月号)に掲載されることになったコラムです。HPご覧の皆様に一足早くアップしました。
「1+1=3」
小さな鉄工所を経営している父に幼少時代からよく聞かされた言葉である。一般的にも使われるが父に教わった内容は「体を使って仕事をする人」と「頭を使って仕事をする人」をそれそれ一人前とするならばその両方を満たす人は三人前の仕事ができるというものであった。 学生の頃私はこれを「ブルーカラー」と「ホワイトカラー」という風に勝手に分類し無理やり理解していた。そして仕事に就くなら「ホワイトカラー」でという思いが強かった。 長男である私は本来家業を継ぐべきであったのだが。
運良く税理士として仕事に従事できることとなり早や6年半を経過した。これまで本当にいろいろな方々と出会い、お付き合いさせていただいている。人間それぞれが唯一無二であるのと同じで会社そのものも「生き物」である。そしてそれぞれの人生を切り取っていただいた上で、その記録を税金という一つのファクターに収める仕事であると考えている。
そこで自己実現のための「1+1=3」をなすには周りの社会や人々の協力なしには有り得ないことに気づく。いろいろな人とめぐりあって触発され、化学反応してさまざまな「3」を作り出す。そこに快感が生ずる。もちろんこれは仕事上のお付き合いだけでなく家族や親友、遊び友達までさまざまな場所で活用できる。あの人に会えば自分に対して「3」を作ってくれる。逆に相手にもそのように思ってもらえる。このような関係をたくさん築くことができれば当然のように人生の幅も拡がり、深みが出てくる。これほど楽しいものはない。
だが逆に「2」であったり「マイナス1」であったりすることもある。お付き合いは終わるかもしれないがそれで完結することなく何が問題であったか自己分析することが必要になる。わずらわしい作業だし、相手に問題点をなすりつけて済ませてしまうこともある。反省すべき点である。
本題とは少しずれるが、元阪神タイガースの掛布雅之選手の背番号31は「人の3倍練習して1番になる」という意味があるそうだ。私も自己研鑽を惜しまずに今までもこれからもたくさんの「3」を作っていける、作ってもらえる人々との出会いを楽しみにしている。
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